小学生からのお土産 ― 学びと共に育つ「思いやりの心」

先日、小学生の塾生から心のこもったお土産を頂きました。

ひとりは夏休みにご家族で青森へ旅行に行った生徒。保護者様から伺ったところ、「先生へのお土産はどれにしようかな」と一生懸命に探してくれていたそうです。その姿を思い浮かべると、胸がじんわりと温かくなり、こちらまで癒される気持ちになりました。

また、先月修学旅行へ行った生徒からもお土産を頂きました。小学生にとって、お小遣いは限られています。そんな中で「先生に渡したい」と思って選んでくれた気持ちに、感謝の思いでいっぱいです。お土産以上に、その優しさや思いやりこそが、かけがえのない贈り物だと感じました。

私たちは塾として、学力の向上をサポートすることを大切にしています。しかし、子どもたちが「ありがとうの気持ちを形にすること」や「誰かを思いやる心」を自然に育んでいる姿を見ると、勉強と同じくらい大切な“人としての成長”が、ここでも着実に育まれているのだと実感します。

これからも、生徒たちが「学力」と「人間力」の両方を伸ばしていけるよう、日々の学習やちょっとした交流を大切にしていきたいと思います。